2015年1月25日日曜日

クライミング用に、ラグビーウェアを採用

クライミング用に、ラグビーウェアを採用


1960年代後半、一般的に男性はカラフルなウェアを外で着ることはなく、スポーツウェアといえばベーシックカラー。1970年、シュイナードはクライミング用に、ラグビーでの酷使に耐える頑丈な縫製、襟は重いギアスリングが首に食い込むのを防ぐラグビー・シャツを購入。これをアメリカに持ち帰ると、クライミング仲間にとても好評だった。

イメージwイラスト by.山本

イギリスからラグビー・シャツを数着買い寄せるとすぐに売り切れ、ニュージーランドとアルゼンチンからも取り寄せた。、アメリカに流行をもたらし、利益がほぼないクライミング・ギアのビジネスを支える手段として、ウェアの販売を続けた。そして1972年には、スコットランドからポリウレタン素材のレイン・カグールビビーサック、オーストリアからウールグローブミトンを輸入し、手編みのリバーシブル「スキゾ」ハットを販売するに至りました。

レイン・カグール:防水フード
ビビーサック:寝袋が収まる程度の簡易テント(イメージ画・参照)
ウールのグローブとミトン羊の毛のグローブと手袋

製造販売が増し、ウェア部門専用の名前が必要となり、「シュイナード」を使おうという案が出ましが、同じブランドの元で衣料品を作ることにより、登山用具会社としてのシュイナードのイメージを弱めたくはなく、ウェアを登山用だけに限定したくないという理由から、新たなブランド名を探しました。


そこで辿り着いたのが、「パタゴニア」「ティンブクトゥ」や「シャングリラ」と同義語、はるか彼方の、地図には載ってないような遠隔地でありフィヨルドに流れ込む氷河、風にさらされた鋭い頂き、ガウチョ、コンドルが飛び交う空想的な風景」を呼び起こすイメージから。「パタゴニア」は、どの国の言葉でも簡単に発音できる単語でもありました。



そんな中、登山界がまだコットンとウールとダウンという保水性のある従来のレイヤリングに依存していた最中、彼らはひらめき、シンチラとキャプリーンの開発までに至る。北大西洋の漁師が日常着とする化繊パイルのセーターに目を付け、水分を吸収することなく優れた保温性を備えたこのセーターこそ、山での理想的なレイヤリングアイテムだと考えました。

シンチラ素材の歴史

このアイデアを試すための素材を見つけるのは容易ではなかっが、妻のマリンダ・シュイナードがモルデン・ミルズ社で探し求めていた素材を見つけ、サンプル生地を縫い合わせてみました。毛玉になりやすく、ゴワゴワし、見た目にも問題があったが、非常に温かく、シェルと併用した場合にとして驚くべき保温効果を発揮。濡れてもインサレーションとして保温効果があり、速乾性にも優れていた為、クライマーが着用する重ね着の数も減らしました。
マリンダ・シュイナード:イヴォンの妻(写真右の女性)
彼女はトイレカバー用の汚い生地を試すのもいとわなかった。

しかし速乾性のあるインサレーションを、体からの水分を吸収し留めてしまうコットンのアンダーウェアの上に着ても役には立たず1980年、非常に比重が低く、水分を吸収しないポリプロピレンという化繊を使った長袖のアンダーウェアを製造。これは水に浮く海洋ロープなど、産業資材で使われていた素材。

水分を発散するインナーレイヤーを素肌に直接着用し、パイルの中間着をインサレショーンに、そしてシェルを一番外側に着て風や雨を防ぐ方法で、山からコットンやウールが姿を消し、ポリプロピレン製のアンダーウェアの上に水色やベージュの毛玉だらけのパイル・セーターを重ね着する姿をよく目にするようになったのだ。

ぐふふ
本日はこの辺りで・・・・

スタッフのつぶやき
奥様の手段を選ばないアイディアが大きなきっかけを作っていたようです*行き詰ったとき、周りの環境や、身近な人々が思いつかないようなアイディア(知恵)を出してくれます★ひとりでどうもこうもならん時は、自分で解決することは最も大事ではありますが、一歩引いて客観的に見たり、周りの脳みそをちょいと借りるのを提案します(^^)何か皆様のお力添えになれればと、DEPTにてお待ちしております♪


O・D・DEPTスタッフ 山本



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